「私達は常に研究を続けます」
鑑定理論は社会科学であるために、常に変化の過程にあり、
時代に応じてどんどん新しい理論が生まれています。
鑑定評価の場合は、確かに、鑑定評価基準という準拠すべき拠り所があります。
しかし、鑑定評価基準は鑑定評価の骨子にすぎないために、
実務上の運用レベルになると、不動産鑑定士によってかなりのバラツキがあるのが現状です。
そしてそれは、研究を怠ると現実に適応できなくなるおそれがあることを意味しています。
「信頼ある評価」たりうるために、訴訟鑑定研究会は常に最前線を意識し、
絶えず研究し続ける必要があると考えています。
合理性のない判断や査定は常に危うい状況を作り出します。
どうすれば相手よりも説得力が増すのか?
どのような説明がより合理的なのか?
独りよがりの鑑定評価になっていないか?
私達は考え、議論し、鑑定評価を進化させていきます。
私達は「負けない鑑定」をするために、どうすればいいかを絶えず考えます。